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映画「アバウト・レイ 16歳の決断」動画レビュー!

「アバウト・レイ 16歳の決断」(2015年製作)

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↓動画レビューはこちら↓


映画レビュー『アバウト・レイ 16歳の決断』(原題:3 Generations)

 

<あらすじ>

ある日、身も心も男性として生きたいと告白し、そのためにホルモン治療を受けたいという16歳のレイ。突然のことに動揺を隠しきれない母マギーは、不安を打ち消すかのように近所に住む青年と一夜を共にする。一方、すでにレズビアンであることをカミングアウトし、パートナーと暮らしている祖母ドリーは、レイの決断を密かに応援していた。努力を重ね、少しずつ自分らしく生きていくレイを見て意を決したマギーは、ホルモン治療の同意書にサインをもらうため、レイの父親である元夫に会いに行く。(映画.com より)

 

<見どころ・感想ワンポイント>

あくまで私の受け止め方だが、、
この映画の本当の主人公はエル・ファニング演じるレイの母親、マギー(ナオミ・ワッツ)かと。

ものがたり的には、トランスジェンダーという、、ちょっとインパクトの強いテーマが前面に出てるが、実は家族、とりわけ親子の間で生じる"ありがち"な行き違いのようなものを、実に優しく描いていて、いろんなの世代の人がそれぞれに「あ〜、わかるわかる!」って共感してしまうようなセリフに溢れている。誰がみても引き込まれてしまうようなタイプの映画。

あと、マギーの苦悩をめぐっては、ちょっとしたサプライズ的な展開もあって、観客を飽きさせない仕掛けもしっかりある"なかなか心憎い"仕上がりになっている。

 

詳しくは動画レビューで!


映画レビュー『アバウト・レイ 16歳の決断』(原題:3 Generations)

 

<作品データ>

【スタッフ】
監督:ゲイビー・デラル
脚本:ニコール・ベックウィズ
   ゲイビー・デラル
撮影:デビッド・ジョンソン
美術:ステファニー・キャロル
衣装:アージュン・バーシン
編集:ジョセフ・ランダウアー
音楽:マイケル・ブルック


【キャスト】
エル・ファニング(レイ)
ナオミ・ワッツ(マギー)
スーザン・サランドン(ドリー)
テイト・ドノバン(クレイグ)
リンダ・エモンド(フラニー)
サム・トラメル(マシュー)

 

原題:3 Generations
製作年:2015年
製作国:アメリカ
配給:ファントム・フィルム
上映時間:92分