できれば映画に浸っていたい。。

鑑賞した映画のレビューや解説を勝手気ままに書いていきます。

メル・ギブソン監督最新作「ハクソー・リッジ」動画レビュー!

映画「ハクソー・リッジ」(2016年)

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↓動画レビューはこちら↓


映画『ハクソー・リッジ』レビュー

 

<作品データ> 

◼️キャスト

監督:メル・ギブソン
脚本:ロバート・シェンカン
   アンドリュー・ナイト
撮影:サイモン・ダガン

◼️キャスト
アンドリュー・ガーフィールド(デズモンド・ドス)
サム・ワーシントングローバー大尉)
ルーク・ブレイシー(スミティ・ブレイシー)
テリーサ・パーマー(ドロシー・シュッテ)
ヒューゴ・ウィービング(トム・ドス)
レイチェル・グリフィス(バーサ・ドス)
ビンス・ボーン(ハウエル軍曹)

制作年:2016年
原題 :Hacksaw Ridge
製作国:アメリカ・オーストラリア合作
配給 : キノフィルムズ
上映時間:139分

 

<あらすじ>

人を殺してはならないという宗教的信念を持つデズモンドは、軍隊でもその意志を貫こうとして上官や同僚たちから疎まれ、ついには軍法会議にかけられることに。妻や父に助けられ、武器を持たずに戦場へ行くことを許可された彼は、激戦地・沖縄の断崖絶壁(ハクソー・リッジ)での戦闘に衛生兵として参加。敵兵たちの捨て身の攻撃に味方は一時撤退を余儀なくされるが、負傷した仲間たちが取り残されるのを見たデズモンドは、たったひとりで戦場に留まり、敵味方の分け隔てなく治療を施していく。(映画.comより)

 

 

<みどころ・感想>

これは、信仰になぞらえた”極私的な信念”を、あくまでも貫き通した主人公の物語。

その行動の徹底ぶりは、ある意味、奇異にも映る。それゆえ実話ながら、映画としてのリアリティを担保するのが非常に難しいという”ある意味やっかいな”特性をはらんでいる。

その点、メル・ギブソンの変態的なまでに冷徹な視線による戦場描写によって、その問題が見事にクリアされていた。あの惨たらしさが、本作の物語性にリアルな奥行きをつけているのだ。。

詳しくは動画レビューで!

映画『パトリオット・デイ』動画レビュー !

映画『パトリオット・デイ』(2016年)

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↓動画レビューはこちら!↓


映画『パトリオット・デイ』レビュー

 

<作品データ>

◾️スタッフ
監督:ピーター・バーグ
原案:ピーター・バーグ
   マット・クック
   ポール・タマシー
   エリック・ジョンソン
脚本:ピーター・バーグ
   マット・クック
   ジョッシュ・ゼッツマー
撮影:トビアス・シュリッスラー
美術:トム・ダフィールド
衣装 :バージニア・B・ジョンソン
編集:コルビー・パーカー・Jr.
   ガブリエル・フレミング
音楽:トレント・レズナー
   アティカス・ロス

◾️キャスト
マーク・ウォールバーグ(トミー・サンダース)
ケビン・ベーコン(リック・デローリエ
ジョン・グッドマンエド・デイヴィス)
J・K・シモンズ(ジェフ・ピュジリーズ)
ミシェル・モナハン(キャロル・サンダース)
アレックス・ウルフ(ジョハル・ツァルナエフ)
セモ・メリキッゼ(タメルラン・ツァルナエフ)
ジェイク・ピッキング(ショーン・コリアー)
ジミー・O・ヤン(ダン・マン)
レイチェル・ブロズナハン(ジェシカ・ケンスキー
クリストファー・オシェイ(パトリック・ダウンズ)
メリッサ・ブノワ(キャサリンラッセル)
ジェームズ・コルビー(ビリー・エヴァンス
マイケル・ビーチ(デヴァル・パトリック)
ビンセント・カラトーラ(トーマス・メニーノ)


制作年:2016年
原題 :Patriots Day
製作国:アメリカ
配給 : キノフィルムズ

 

<あらすじ>

2013年4月15日。ボストン警察の殺人課に所属する刑事トミーは、 「愛国者の日(パトリオット・デイ)」に毎年開催されるボストンマラソンの警備にあたっていた。50万人の観衆で会場が埋め尽くされる中、トミーの背後で突如として大規模な爆発が発生。トミーらボストン警察の面々は事態を把握できないまま、必死の救護活動を行なう。そんな中、現場に到着したFBI捜査官リックは、事件をテロと断定。捜査はFBIの管轄になるが、犯人に対し激しい怒りを抱えるトミーは、病院に収容された負傷者たちから丁寧に話を聞いてまわる。やがて、監視カメラに映っていた「黒い帽子の男」と「白い帽子の男」が容疑者として浮かび上がる。。(映画.comより)

 

<みどころ>

テロリズムに対するアメリカの姿勢を示した
ある意味プロパガンダであり、信念の映画。

なまっちょろいヒューマニズムなど吹き飛ばさんばかり。
ここまで振り切ってくれるとかえって清々しく感じてしまう。

ドキュメンタリータッチの実録映画であり、

手に汗握るサスペンススリラーであり、

血が沸騰するような西部劇的カタルシスまで味あわせてくれるような多面性が、

ひとつの一貫した信条に貫かれている。

詳しくは動画で!

映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』動画レビュー !

映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016年)

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↓動画レビューはこちら!↓


映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』レビュー

 

<作品データ>

◾️スタッフ
監督:ケネス・ロナーガン
脚本:ケネス・ロナーガン
撮影:ジョディ・リー・ライプス
美術:ルース・デ・ヨンク
衣装:メリッサ・トス
編集:ジェニファー・レイム
音楽:レスリー・バーバー

◾️キャスト
ケイシー・アフレック(リー・チャンドラー)
ミシェル・ウィリアムズ(ランディ)
カイル・チャンドラージョー・チャンドラー)
ルーカス・ヘッジズ(パトリック)
カーラ・ヘイワード(シルヴィー)
C・J・ウィルソン(ジョージ)
グレッチェン・モル(エリーズ)
マシュー・ブロデリック(ジェフリー)


制作年:2016年
原題 :Manchester by the Sea
製作国:アメリカ
配給 :ビターズ・エンド、パルコ

 

<あらすじ>

アメリカ、ボストン郊外で便利屋として生計を立てるリーは、兄ジョーの訃報を受けて故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻る。遺言でジョーの16歳の息子パトリックの後見人を任されたリーだったが、故郷の町に留まることはリーにとって忘れられない過去の悲劇と向き合うことでもあった。(映画.comより)

 

 <みどころ>

極めてビターで酷い話を、薄っす〜いチョコレートで包んだような映画。
この苦味をとことん味わうのか、あるいは、苦味がキツくなる前にゴックンと飲み込んでしまうのか。。
その選択を観る者に委ねた演出が、この映画の本当の凄さではないだろうか。

続きは動画で!

映画『LOGAN/ローガン』動画レビュー!

映画『LOGAN/ローガン』(2017年)

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↓動画レビューはこちら↓


映画『LOGAN/ローガン』レビュー

 

<作品データ>

◾️スタッフ
監督:ジェームズ・マンゴールド
原案:ジェームズ・マンゴールド
脚本:スコット・フランク
   ジェームズ・マンゴールド
   マイケル・グリーン
撮影:ジョン・マシソン
美術:フランソワ・オデュイ
衣装:ダニエル・オーランディ
編集:マイケル・マカスカー
   ダーク・ウェスターベルト
音楽:マルコ・ベルトラミ

 

◾️キャスト
ヒュー・ジャックマン(ローガン/ウルヴァリン
パトリック・スチュワート(チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX)
ボイド・ホルブルック(ドナルド・ピアース)
スティーブン・マーチャント(キャリバン)
ダフネ・キーン(ローラ)
リチャード・E・グラント(ドクター・ライス)
エリック・ラ・サール(ウィル・マンソン)
エリゼ・ニール(キャスリン・マンソン)
エリザベス・ロドリゲス(ガブリエラ)
クインシー・フォース(ネイト・マンソン)

制作年:2017年
原題 :Logan
製作国:アメリカ
配給 : 20世紀フォックス映画

 

<あらすじ>

ミュータントの大半が死滅した2029年。長年の激闘で疲弊し、生きる目的も失ったローガンは、アメリカとメキシコの国境付近で雇われリムジン運転手として働き、老衰したプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを匿いながら、ひっそりと暮らしていた。そんなある日、ローガンの前にガブリエラと名乗る女性が現れ、ローラという謎めいた少女をノースダコタまで連れて行ってほしいと頼む。組織に追われているローラを図らずも保護することになったローガンは、チャールズを伴い3人で逃避行を繰り広げることになるのだが……。(映画.comより) 

 

<みどころ>

終始、やるせなさや苦悩に満ちたビターな展開をみせる物語にも関わらず、
決して後味の悪い映画ではない。

それはきっと、あの結末から”救済”や”福音”といった言葉が滲み出ているからではないだろうか。

 

ヴィスコンティの名作「山猫」とも絡めてレビューしてます!!

 続きは動画で!

 

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映画『メッセージ』(原題:ARRIVAL)動画レビュー!

映画『メッセージ』(2016年)

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↓ 動画レビューはこちら! ↓


映画『メッセージ』(原題:ARRIVAL)レビュー

 

<作品データ>

◾️スタッフ
監督:ドゥニ・ヴィルヌーブ
原作:テッド・チャン
脚本:エリック・ハイセラー
撮影:ブラッドフォード・ヤング
美術:パトリス・バーメット
衣装:レネー・エイプリル
編集:ジョー・ウォーカー
音楽:ヨハン・ヨハンソン
視覚効果監修:ルイ・モラン

 

◾️キャスト
エイミー・アダムス(ルイーズ・バンクス)
ジェレミー・レナー(イアン・ドネリー)
フォレスト・ウィテカー(ウェバー大佐)
マイケル・スタールバーグ(ハルパーン捜査官)
マーク・オブライエン(マークス大尉)
ツィ・マー(シャン将軍)

制作年:2016年
原題 :Arrival
製作国:アメリカ
配給 : ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 

<あらすじ>

ある日、突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船。言語学者のルイーズは、謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を担うこととなり、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくのだが……。(映画.com より) 

 

 <みどころ>

この映画は、
大型の浮遊物体と共に世界中に突如現れた知的生命体と、彼らとのコミュニケーションを試みる言語学者との関わりを描いている。

本作の特徴のひとつ、
それは独特の物語世界を構築する音と映像だ。

まるでそれ自体が”意思を持った”生き物のように、ゆっくりと被写体に向かって移動していくカメラワーク。

そして、
異星人が発する吐息とも言葉とも言えない音、さらに、まるで彼らの意思を比喩表現したような効果音、それらが背景の音楽と絡まって、、

 

続きは動画で!

映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』動画レビュー。

ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017年)

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もはや、痛快バカ映画の領域を超越してしまったこのシリーズ。

その最新作を動画レビューしています。

合言葉は「昨日の敵は、今日の友」(笑)。

実はグローバル時代の新たなワールド・スタンダードを啓蒙するプロパガンダ映画なのかも知れません。

そんな作品を、ハリウッドが中国マネーをも資金源にして製作してるなんて、

ある意味、”深イイ話”なのかも知れませんね。

 

↓動画レビュー↓


映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』レビュー

 

<スタッフ>

監督:F・ゲイリー・グレイ

製作:ニール・H・モリッツ    

   ビン・ディーゼル    

   マイケル・フォレスト

脚本:クリス・モーガン

 

<キャスト>

ビン・ディーゼル(ドム)

ドウェイン・ジョンソン(ホブス)

ミシェル・ロドリゲス(レティ)

タイリース・ギブソン(ローマン)

クリス・“リュダクリス”・ブリッジス(テズ)

ナタリー・エマニュエル(ラムジー

エルザ・パタキー(エレナ)

ジェイソン・ステイサムデッカード

カート・ラッセルミスター・ノーバディ

スコット・イーストウッド(リトル・ノーバディ)

シャーリーズ・セロンサイファー)

クリストファー・ヒビュ(ローズ)

ジャンマルコ・サンティアゴ(フェルナンド)

 

ワイルド・スピード (字幕版)

ワイルド・スピード (字幕版)

 

映画『ハードコア』動画レビュー。

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『ハードコア』(2016年)

<スタッフ>
監督・脚本:イリヤ・ナイシュラー
撮影:セバ・カプトゥール
   ヒョードル・リャッス
   パシャ・カピノス
編集:スティーブ・ミルコビッチ
音楽:ダーシャ・チャルーシャ

 

<キャスト>
シャルト・コプリー(ジミー)
ヘイリー・ベネット(エステル)
ダニーラ・コズロフスキー(エイカン)
アンドレイ・デミエンティエフ
ダーシャ・チャルーシャ
スベトラーナ・ウスティノバ
ティム・ロス

 

↓動画レビュー↓


映画レビュー『ハードコア』酔いどれシネマ☆JACK#7

 

終始、主人公の一人称視点で撮影されたPOVアクションムービー。グロ満載のバイオレンス描写とFPSゲーム的な展開が話題の作品だが、意外や映画的な面白味にも溢れている。そんな本作の見どころを、(基本)ネタバレを避けてレビューしています。

 

【あらすじ】

不慮の事故や事件に巻き込まれたのか、激しく身体を損傷し、サイボーグとなった主人公ヘンリー。彼は誘拐された美しい妻を救出するため謎の集団を追跡し、血みどろの闘いを繰り広げるが。。

映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』【動画】レビュー。

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「ゴースト・イン・ザ・シェル」(2017年)

<スタッフ>

監督:ルパート・サンダース

原作:士郎正宗

脚本:ジェイミー・モス
   ウィリアム・ウィーラー
   アーレン・クルーガー
撮影:ジェス・ホール

<キャスト>

スカーレット・ヨハンソン(少佐)
ピルウ・アスベック(バトー
ビートたけし(荒巻)
ジュリエット・ビノシュ(オウレイ博士)
マイケル・カルメン・ピット(クゼ)

 

↓動画レビュー↓


映画レビュー『ゴースト・イン・ザ・シェル』酔いどれシネマ☆JACK#6

 

士郎政宗のSFコミック「攻殻機動隊」を原作に、ハリウッドで映画化された「ゴースト・イン・ザ・シェル」。

1980年代に生まれたSFのサブジャンル的概念”サイバーパンク”の系譜に位置する本作の特長について、プロダクトデザインや都市デザインの面と、出演する俳優陣の放つ魅力の両面からレビューしています。

 

【あらすじ】

人体の一部を機械化する技術が普及しつつある近未来の社会が舞台。

脳とわずかな記憶の断片だけを残し、その他全ての身体を機械化することに成功した主人公のミラ。

公安9課の”少佐”となった彼女は、神出鬼没のサイバー・テロとの闘いをとおして、次第に自らの知られざる過去と向き合うことになるが。。

あらためて【映画レビュー】動画を作ってみた。

 

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番組が終わってしまった。

約2年に渡り、週に一回ペースでネット配信していた番組が今年の2月に終了した。

番組名は「DJまなびぃの部屋」(”まなび・LABO・広尾” 提供)。

この中でお天気とお出かけスポット(イベントや映画など)情報を扱った「広尾のごきげん空模様」、”教える”ことを生業とした様々な分野の先生方との対談コーナー「広尾の知恵袋」、映画レビュー専門の「広尾のシネマ☆JACK」などでパーソナリティーを務めさせていただいた。毎週金曜日の正午からUstreamでLIVE配信し、結果的に100回に至った番組において、ありがたいことに殆ど毎回出演させていただいた。

 

私以外にもレギュラー陣(私含め、全員シロウト 笑)は7名ほどいたが、基本的には2〜3週間サイクルでの持ち回りだった為、(お天気を扱うコーナーに出ていたこともあり)毎回出演させていただいたのは私だけではなかったろうかと思う。

特に、大好きな映画についての話題を提供していた2つのコーナー「広尾のごきげん空模様」と「広尾のシネマ☆JACK」については自分なりに力も入れていたし、いざ終了となると、妙に空虚感というか、寂しさが込み上げてきた。

 

 

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動画レビューを始めた。

元々、人前で喋ることは決して得意でも好きでもなかったが、(前述のとおり)2年近くもやると、ちょっと病みつきになるというか(笑)、もうこのまま全て終わってしまうのはあまりにも残念だという思いにかられた。

というわけでYouTube上に、映画レビューを中心に据えた自分のチャンネル「酔いどれシネマ☆JACK」を立ち上げたのだ。

「酔いどれ〜」と名付けたのは、(どちらかというと)気合いとアドリブと勢い(笑)で押し切った前述のLIVE番組とは少し趣向を変えて、(あたかもお酒を飲みながらやってるかの如く、)リラックスした雰囲気で落ち着いて喋ってみたいと思ったからだ。

ただ最初の3回分(前回、前々回のブログ記事に掲載した動画も、その一つ)は、これまでやってきた”アドリブ撮影”の反動として、、予め台本を書いた上で、収録をした。

 

第3回:「ダーティ・グランパ」レビュー


映画レビュー『ダーティ・グランパ』酔いどれシネマ☆JACK#3

 

たしかに台本書くのめんどくさいし、意外と口語調な”文章”を書いていくのは難しい。映画やドラマのシナリオライターはその辺のスキルというか、才能が必要なのね、と実感する。

ところが、喋ってみるとサクサクッといくんだよね。これが。ライブ配信では20分前後かけて話した内容が、10分未満に余裕で収まってしまう。ちょっとアナウンサーごっことも言えなくもない(笑)。

 

そして4回目からは、さらに新たな取り組みを。

具体的には、、

ホントに酒でも飲みながら、ダラダラと無計画に思いつきで喋ってみようと。。

編集を施すので(厳密には)LIVEではないが、ちょっとライブ感を滲ませながら。

 

第4回:「ムーンライト」レビュー


映画レビュー『ムーンライト』酔いどれシネマ☆JACK#4

 

ちなみに第4回は、ホントに飲んでます(笑)。酔っ払ってグダグダ話した分、結構な長さとなってしまったが(笑)。さらには話が”行ったり来たり”してしまってるゆえ編集もしづらいという。。(涙)

正直、クオリティはまだまだです。撮影もトーク内容も。。

でも、子供の頃から胸に秘めた”映画愛”はたっぷり込めたつもり。

 

まぁ、よかったら是非リンクの動画も観て行ってください。

 

そして、さらによかったらYouTube「酔いどれシネマジャック」チャンネルにご登録を!!!

 

ミュージカルの新たな活用形・映画『ラ・ラ・ランド』レビュー ※半ネタバレあり。

ラ・ラ・ランド』(2016年)

原題 :La La Land
製作国:アメリカ
配給 :ギャガ、ポニーキャニオン

<スタッフ>
監督・脚本:デイミアン・チャゼル

撮影:リヌス・サンドグレン

美術:デビッド・ワスコ

音楽:ジャスティン・ハーウィッツ

<キャスト>

ライアン・ゴズリング(セバスチャン)

エマ・ストーン(ミア) 他


映画レビュー『ラ・ラ・ランド』酔いどれシネマ☆JACK#2

 

この映画は、前作「セッション」で彗星の如くデビューを果たした 若手監督のデイミアン・チャゼルが、 ライアン・ゴズリングエマ・ストーンを主演に迎えて 制作したミュージカル映画。夢を追う若い二人の恋愛物語が華やかな歌とダンスを織り込みながら描かれて行く。

 

【あらすじ】

 物語の舞台はロサンゼルス。売れない女優の卵ミアは、オーディションに落ちて意気消沈しながらの帰り道、 たまたまピアノの音色に惹かれて訪れた場末のジャズバーでピアニストのセバスチャンと出会う。 二人はお互いの夢を語りあう内に、 次第に惹かれあい、恋に落ちていくが。。

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【みどころ】

<ファンタジーとシリアスなヒューマンドラマの融合>

 この映画最大の魅力、それは歌とダンスが織りなすファンタジー(夢、妄想)の世界”と、究極の自己実現を目指す若者二人が紡ぐちょっぴりビターなヒューマンドラマ”が、渾然一体となっている点。

 面白いのは、この二つの要素が「二層構造」をなしている訳ではなく、完全に一体となって独特の世界を構築している点だ。つまり、どちらか一方が欠けてしまっても、ここで描かれる物語の本質は全く成立しない。

 言い換えれば、本作のミュージカル・シーンは単にストーリーに奥行きと味わいを与えるだけのものではない。それ自体が、主人公のふたりの心象風景(夢、ロマン、野望、哀しみ)を表出させているのだ。

 

<観客を迎え入れる、ウェルカム・シークエンス>

 そして本作は、冒頭からいきなり見せ場がやってくる。LAに向かうハイウェイで 唐突に始まるミュージカルシーンがそれ。

この実にエキサイティングなプロローグが、観客を本作の物語世界へ一気に引きずり込むことに成功している。路上を縦横無尽に動き回るカメラワーク、 そして歌とダンスに、もういきなり釘付けになってしまう。観ていて思わず顔がほころぶほど、あぁもう楽しい!って感じ。

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  この、いきなり観客の心を鷲掴みにするスタイルは、往年のミュージカル映画を彷彿とさせる面も。 具体的な手法は全く異なるが、 画面いっぱいの花束と音楽で始まる往年の名作「マイフェアレディー」を連想してしまう。 

 

<パステルカラーが彩る映像世界>

 また、衣装といい、照明といい、 ”パステルカラー”をベースに統一された色みが実に美しく 印象的。その色彩を反映した映像がクラシカルな雰囲気や楽しさを演出していて、ワクワク感を誘ってくる。 これらはロケシーンも含めて一貫しており、 撮影や編集に相当な手間暇がかかっていたのではと思わせる。  

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  因みに、本作で美術を担当するのはデビッド・ワスコ。この名前を見て”アッ”と思う映画ファンもいるのではないだろうか。彼はクエンティン・タランティーノの出世作パルプ・フィクションの美術を担った逸材。どう考えてもオタッキー(笑)な、タランティーノの物語世界に、どこかスタイリッシュなテイストをもたらした立役者と言える。「パルプ〜」のパルムドール獲得と彼の働きは決して無関係ではない筈だ。

 そんなデビッド・ワスコが、本作の映像に”一定の気品””POPカルチャー的な楽しさ”もたらしている。

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 <観る者をほくそ笑ませる演出>

 それから、ミュージカルシーンで見せる 実に細かな気配りというか、”小粋な演出”も心憎い。

 ライアン・ゴズリングが一人歌いながら 桟橋を歩くシーンがある。 ここで一つの背景として、老夫婦が登場する。 この夫婦とライアン・ゴズリングが何気に絡んでいくのだが、、これが実に素晴らしい。 茶目っ気たっぷりのユーモアだけでなく、まさに彼が演じる主人公セバスチャンの家族観や価値観を さりげなく象徴しているのだ。

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  また、ふたりがお互いの気持ちを確認した後に訪れるグリフィス天文台。ここは西海岸の人たちにとっては定番のデート・スポットだとか。

 つまり、本国アメリカの観客にとっては、自らの歩んだ道(その中でも、とりわけ甘味な思い出)と重ね合わせてしまうシーンとなっているのだろう。

 

<夢と現実の相互作用>

 ミュージカル作品としての定石どおり、クライマックスには歌とダンスに溢れた華やかな見せ場が!! しかし、このシーンが楽しくて夢に溢れていればいるほど、実は切なさや哀しみ、ビターな”人生のリアル”が胸に迫るという、巧みな構造をなしている映画でもある。言い方をかえれば、「夢」と「現実」の彼岸を描いているとも言えるだろう。

 

 ところがそれは、例えば「バニラ・スカイ」(トム・クルーズ主演/2001年製作)で描かれたものとは少々趣きが異なる。「夢」と「現実」は決して矛盾しないのだ。

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  そして「Dream comes true!」などといった甘ったるいロマンティシズムを礼賛しているわけでもない。要は「何を」現実とし、「何を」夢とするのか、人生におけるシリアスな選択の必然性について描いているのだ。

 

<前作「セッション」との共通項>

それでは、本作で描かれる夢と現実とは一体なんなのか。

それは意外や、チャゼル監督の前作「セッション(原題:Whiplash)」と共通するテーマを孕(はら)んでいる。

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この「セッション」に登場する鬼教師”フレッチャー教授”は、教え子の技量を”全否定”することで本物の才能が浮かび上がってくるのを待つ男。その為には手段を選ばない。自らの”社会性”すら否定してしまうほどの徹底ぶり。

そこに喰らい付いてくるのが主人公の青年”ニーマン”だ。彼はフレッチャーの用意したあらゆるプレッシャーに立ち向かっていく。そして彼が”フレッチャー”と共通するのは”手段を選ばない”こと。夢を実現する為にはあらゆる物事を犠牲にする。たとえそれが、自分を心から愛する人たちとの関係性であっても。。

まさに”狂気の沙汰”と言える。

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 「ラ・ラ・ランド」では、直接的にこの”狂気”が描かれることはない。それはセバスチャンとミア、二人の主人公の中に既に内包されているからだ。

そして、究極の自己実現の為に”犠牲にしてきたこと”に対する未練哀切が情感たっぷりに描かれている。まさにそれこそが、本作の”ロマンティシズム”と言えるのではないだろうか。

「セッション」の主人公たちは、お互いが激しく対立しぶつかり合うことで才能を表出させようとした。一方、この「ラ・ラ・ランド」ではお互いを認め合い、慈しみ合うことで夢を実現させようとした。描かれる”それぞれの関係性は”全く異なる。真逆と言ってもいいだろう。

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しかし、この2作の主人公たちは”デイミアン・チャゼルが信ずる”同じ人生の真理の上を歩んでいるからこそ、観るものの胸を熱くするに違いない。

 

 「セッション」にも、「ラ・ラ・ランド」にも、ラストで二人の主人公が見つめ合うカットがある。私は、この眼差しが全く同じものに向けられているように思えてならないのだ。

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実は、2年前に「セッション」を鑑賞した後、どうしても気になることがあった。

フレッチャー教授には、果たしてニーマンに対する愛情があったのかどうか。チャゼル監督はそこをどう考えていたのか。。

もしかしたら、、「ラ・ラ・ランド」はそんな観客の疑問やモヤモヤに対する、一つのアンサーだったのかも知れない

そういう意味では、2つの作品はデミアン・チャゼルの半生を投影した「二部作」と言ってもよいのではないだろうか。

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  因みによく知られた話だが、「セッション」のニーマンと「ラ・ラ・ランド」のセバスチャンは、かつてジャズの世界で挫折した経験を持つチャゼル監督自身を強く投影したキャラクターだ。それは「ラ・ラ・ランド」の中で、ミアにクラシカルなジャズの魅力を力説するセバスチャンの姿にも色濃く現れている。

 

ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

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