経営者レイ・クロックの光と影(!?)映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』動画レビュー
映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」(2016年)
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<あらすじ>
1954年、シェイクミキサーのセールスマン、レイ・クロックに8台もの注文が飛び込む。注文先はマックとディックのマクドナルド兄弟が経営するカリフォルニア州南部にあるバーガーショップ「マクドナルド」だった。合理的なサービス、コスト削減、高品質という、店のコンセプトに勝機を見出したクロックは兄弟を説得し、「マクドナルド」のフランチャイズ化を展開する。しかし、利益を追求するクロックと兄弟の関係は次第に悪化し、クロックと兄弟は全面対決へと発展してしまう。(映画.comより)
<みどころ・感想>
私のリスペクトする(というか好感度の高い)経営者のひとり、レイ・クロック。マクドナルドをフランチャイズ・ビジネスとして全米はおろか全世界へ拡げた経営者だ。
そんな世界的に著名なビジネスマンの半生を描いたのが本作品。
全編にわたり説明くさい要素が一切無いにも関わらず、マクドナルドビジネスの”黎明期から全米へと拡大・成長していくプロセス”が大まかに理解できてしまうドラマ構成が実に素晴らしい。
そしてマイケル・キートンのハマり具合といったら!「スパイダーマン:ホームカミング」とはまた違った面で、彼自身の人生が主人公にオーバーラップするようで素晴らしかった。最高のキャスティングと感じた。
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<作品データ>
◼️スタッフ
監督:ジョン・リー・ハンコック
製作:ドン・ハンドフィールド
ジェレミー・レナー
アーロン・ライダー
脚本:ロバート・シーゲル
撮影:ジョン・シュワルツマン
美術:マイケル・コレンブリス
衣装:ダニエル・オーランディ
編集:ロバート・フレイゼン
◼️キャスト
マイケル・キートン(レイ・クロック)
ニック・オファーマン(ディック・マクドナルド)
ジョン・キャロル・リンチ(マック・マクドナルド)
リンダ・カーデリニ(ジョーン・スミス)
B・J・ノバク(ハリー・ソナボーン)
ローラ・ダーン(エセル・クロック)
ジャスティン・ランデル・ブルック(フレッド・ターナー) ケイト・ニーランド(ジューン)